BAMUのつぶやき

日本人だから感じること・・・

悲しい事件のあとに・・・

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ネオンの影に・・・

東御市の乳児遺体遺棄事件は本当に悲しい事件である。
ことし5月、東御市の空き家の庭に赤ちゃんの遺体を遺棄したとして、死体遺棄の罪に問われている22歳の女の初公判が開かれ、被告は起訴された内容を認めた。
女性は以前住んでいた東御市新張の空き家の庭に、自分が産んだ女の赤ちゃんの遺体を埋めて遺棄したとして死体遺棄の罪に問われています。
9日、長野地方裁判所上田支部で開かれた初公判で、被告は「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めた。
このあと、検察側は冒頭陳述で「風俗店で働いていた時期に子どもを妊娠したが養育する気はなく、その一方で金銭的な問題から中絶できずに出産した」などと指摘しました。
そして「誰かに相談するなどの機会がありながら、無計画に出産したうえで犯行に及んでいて悪質だ」などとして懲役1年6ヶ月を求刑した。
これに対し弁護側は「被告人は小さい頃に両親を亡くしており、幼いときから他人に悩みを打ち明けることができない環境で育っている。子どもが亡くなるまでは授乳をするなど愛情を示しており、犯行は悪質とはいえない」と述べて、執行猶予付きの判決を求めました。
被告の行動を諫めるよりも、相談相手もいなくて生きてきた彼女に対して、同じ社会に生きてきた者のひとりとして、無性に悔しさと憤りを覚えるのである。

「生きる」という事がどういうことなのか、それを学ぶ機会がなかった事が悔しいのである。

 

教育の本質には、この問題が肝心なのではないだろうか。
SEX産業が産む倫理問題や経済問題を考える前に、教育問題を考え直さないといけないと思う。
生きるためには何をしても良いのか?金儲けのためには、無責任な言葉と嘘が蔓延していてもいいのか?
嘘と偽りの現代は、もっともっと悲しい事件を生んでいくのではないかと、懸念される・・・