人生における出会いは・・・
はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」
コロナ過の中、東京オリンピックが開催されている。
このスポーツの祭典を考える時、「人生」を考えてしまう。
ひとつのスポーツに青春の全てを費やし、努力に努力を重ね見事花開く人もいれば、
ただテレビの前で一喜一憂する人もいたりする。
スポーツの素晴らしさをいまさら語ることはできないけれど、
人生の素晴らしさを感じてさせてもらっているのである。
人生はドラマである。一人一人違う人生を歩み、違う運命の糸を知る。
マニュアル化されて、仕事仕事の毎日に、違うアクセントを貰えた時の喜びは、
測り知れないものがある。
そう、仕事以外で違う出会いがあった時は、
単純な毎日に新しい刺激を貰えるのである。
人との出会いに不思議なものを感じることがあるように、
スポーツとの出会いも不思議なものである。
自分に相応しい種目だったとしても、出会った指導者やチームメイトとは、
自分と反りが合わない場合もある。
全てがそうだろう。
映画を見ても、自分が好きな俳優が出ていたとしても、
見なきゃよかったと思う場合もある。
そこに映画との出会いがある。人との出会いのように、不思議な出会いがある。
本だってそうだ、漫画だってそうだ、選んで買った本だとしても、
もっと違った本にすれば良かったなんて、思ったりもする。
映画や本との出会いは、自分で選べるものだから・・・まだ良いのかもしれない。
親も選べない、友達も選べない、スポーツも選べない、
そんな日本じゃないから、いい・・・
出逢いは人と人だけのものではない。
なんでもいいんだ、毎日のルーティンの中で、
ほんのちょっと違う事が起きたなら、それでいい・・・
ただ自分がそれに気づくかどうかだろう・・・。