BAMUのつぶやき

日本人だから感じること・・・

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その29

織田信長 「形あるものは全て壊れる」ということを知ったのはいつだっただろう。「永久的なものなど何もない」と悟ったのである。これが仏教でいうところの「諸行無常」という意味であると・・・言葉では分かっていたつもりでも、『死ぬ』という事を知り、悲…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その27

令和6年「吉崎蓮如忌」、蓮如さんご到着前の静けさ・・・ あわら市吉崎、この地が「蓮如の里」と呼ばれている意味も知らず、『道の駅』が完成した姿を見に来られている方に、この期間で大勢出逢うとができました。今年の「蓮如忌」は、自分の人生の中での「…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その26

北陸の春の夕陽・・・ 令和6年4月23日。 今、あわら市吉崎では「蓮如忌」が執り行われている。浄土真宗中興の祖「蓮如」の遺徳を偲び、この様な行事が行われているはずなのだが、残念ながら東西両別院に訪れる方々は、数珠を手にする人は少ない。だから…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その25

仁徳天皇の足跡・・・ 日本の「オリジナリティが無くなった」と感じているのは自分だけではないと思っています。日本人の持つ「独特の感性」というものが、哀しいかな無くなったと思っているからです。中学生の頃、「義理」とか「人情」という英単語がないと…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その24

雑誌「URARA」に掲載された写真から・・・ 「福井県あわら市吉崎」、この北陸地方の片田舎に生まれ住んだ自分は、蓮如さんと出逢えて本当に良かったと思う今日この頃です。「観光ガイド」をさせてもらっているからだけではなく、この風光明媚な場所、山紫水…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その23

越前の国と加賀の国の境を決める「弁天岬」(福井県あわら市) 蓮如さんは広橋兼行という方の『猶子』でした。『猶子』というのは、公卿・武家の社会で、兄弟や親族の子などを自分の子として迎え入れたもののことで、今でいう『義子』ということです。ただ、…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その22

蓮如上人500回忌のときの「蓮如忌」の様子 少し前になりますが「LGBT」に対する報道には、やりきれない思いがしています。確かに男女平等の意味は解りますが、もともと男と女は「役目」が違うので、同じ人間であっても、立場と役目を考え、動物としての「…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その21

福井県あわら市吉崎にある、蓮如上人の第4子「見玉尼」の墓碑 浄土真宗中興の祖と呼ばれる「蓮如上人」は、240余通の御文(お西では御文章)を残されています。現在、約76000あるという寺院の中に、お西と呼ばれる「本願寺派」とお東と呼ばれる「大…