BAMUのつぶやき

日本人だから感じること・・・

山ぞ恋しき

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10月3日の出逢い<水始涸(みずはじめてかる)>

春の風物詩「吉崎蓮如忌」 一昨日病院へ行って来た。『癌』の発見から三度の手術を経てからの定期検診となる。診察が早い時間で済むようにと思い、いつもより2時間早く大学病院に着き、消化器外科など3つの科を回った。「今のところ異常は見当たりませんね…

令和8年、深まる秋を前に・・・<蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)>

2026年9月28日今年の夏はホントに暑い夏でした。自分の住む北陸地方は、秋も深まると冬の準備に忙しくなります。稲刈りを終え米作りが一段落するからですが、雪の降り積もる前に行うことが沢山あります。ここ数年は、あまり積雪は多くありません。でも…

秋風を感じて・・・

「空海と真言密教」国宝展 拝啓先般は、「錦松梅」をお送り下さりありがとうございました。そして大変遅れましたが、8/30の豪雨災害の時に心配してお電話を頂きましたこと、深く感謝しております。ありがとうございました。暑い夏とやっと別れが出来、彼…

美しくもあり、幸せな人生

吉崎御坊跡で『お神楽』を演じる 7月に入り、日に日にお日様の力が強くなっているような気がします。 おかげ様で体調は、良くはなってはいませんが、少しずつこの身体に慣れている自分を見つけている状況です。 考えてみれば、生まれつき身体に障害を抱えて…

蓮如伝説の中で生きて来たこと

「吉崎七不思議と呼ばれるもの」~愚かな人間だからこそ必要な教え~ 昭和20年代の『吉崎御坊』の絵葉書 長野県生まれの父と東京生まれの母が、戦後に北陸の片田舎で半生を送りました。苦労を重ねながら、ここで4人の子どもを持つ事ができ、周りの人に助…

過ちは繰り返してはいけない

今週のお題「旅の計画」 「生老病死」、若い時には考えたことなどなかった四つの苦しみ今、70歳を前に、この苦しみの中で旅していたことを、喜びの中で知ることになる生きていることがこんなにも嬉しいことなのだと、改めて知り得たのだある芸能人が『生き…

人生を振り返る時(令和8年3月18日)

『つごもり』前日 こんな和歌を創った。 「つごもりや 枕淋しき春迎え 宇宙(そら)から覗く ひとすじの影」 毎朝仏壇に手を合わせ、神棚に願う毎日。『今日一日も無事でいられますように』と。 本願寺第8代法主『蓮如』作 この世を去る頃の、母の『眼力』…

『蓮如の里』吉崎とは・・・

『吉崎御坊跡』から鹿島を見る 令和7年11月23日、新嘗祭のこの日、国指定史跡『吉崎御坊跡』と浄土真宗中興の祖『蓮如上人』のことを教えてほしいという事で、大阪から来られた方を案内させていただく「光栄」を得ることが出来ました。最初に、蓮如上人…

暁烏が啼くとき <偽りの許せる社会の中で>

仁徳天皇の和歌 フフォウフフォウとフクロウが啼くすぐその後にアーアーとカラスが続く深まる秋の明け方に、彼らは何かを知らせている冬が側まで来ていることを、嘆いているのだろうか、それとも、淋しく悲しいと泣いているのだろうか北陸の小さな小さな野山…

出逢い ~君は「魂」を感じられるか?~

蓮如像(高村光雲作)・・・あわら市 短い人生の中で「不思議」だと感じたことは数限りなくある。その最たるものが「出逢い」である。「遭遇」と言っても良いだろう。「生きている不思議」、「生きて来れた不思議」。そして、人間は一人だけでは生きていけな…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その30

福井県あわら市の「道の駅あわら」、北陸新幹線ができても・・・ 『予想通り、福井県あわら市吉崎に「道の駅」はできたけれど、一日一日と訪れる人が減少してきているような気がする。隣接するEXSカフェはそれなりに人は来ているが、何のために蓮如上人ゆか…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その29

織田信長 「形あるものは全て壊れる」ということを知ったのはいつだっただろう。「永久的なものなど何もない」と悟ったのである。これが仏教でいうところの「諸行無常」という意味であると・・・言葉では分かっていたつもりでも、『死ぬ』という事を知り、悲…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その27

令和6年「吉崎蓮如忌」、蓮如さんご到着前の静けさ・・・ あわら市吉崎、この地が「蓮如の里」と呼ばれている意味も知らず、『道の駅』が完成した姿を見に来られている方に、この期間で大勢出逢うとができました。今年の「蓮如忌」は、自分の人生の中での「…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その26

北陸の春の夕陽・・・ 令和6年4月23日。 今、あわら市吉崎では「蓮如忌」が執り行われている。浄土真宗中興の祖「蓮如」の遺徳を偲び、この様な行事が行われているはずなのだが、残念ながら東西両別院に訪れる方々は、数珠を手にする人は少ない。だから…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その25

仁徳天皇の足跡・・・ 日本の「オリジナリティが無くなった」と感じているのは自分だけではないと思っています。日本人の持つ「独特の感性」というものが、哀しいかな無くなったと思っているからです。中学生の頃、「義理」とか「人情」という英単語がないと…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その24

雑誌「URARA」に掲載された写真から・・・ 「福井県あわら市吉崎」、この北陸地方の片田舎に生まれ住んだ自分は、蓮如さんと出逢えて本当に良かったと思う今日この頃です。「観光ガイド」をさせてもらっているからだけではなく、この風光明媚な場所、山紫水…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その23

越前の国と加賀の国の境を決める「弁天岬」(福井県あわら市) 蓮如さんは広橋兼行という方の『猶子』でした。『猶子』というのは、公卿・武家の社会で、兄弟や親族の子などを自分の子として迎え入れたもののことで、今でいう『義子』ということです。ただ、…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その22

蓮如上人500回忌のときの「蓮如忌」の様子 少し前になりますが「LGBT」に対する報道には、やりきれない思いがしています。確かに男女平等の意味は解りますが、もともと男と女は「役目」が違うので、同じ人間であっても、立場と役目を考え、動物としての「…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その21

福井県あわら市吉崎にある、蓮如上人の第4子「見玉尼」の墓碑 浄土真宗中興の祖と呼ばれる「蓮如上人」は、240余通の御文(お西では御文章)を残されています。現在、約76000あるという寺院の中に、お西と呼ばれる「本願寺派」とお東と呼ばれる「大…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その20

令和5年(2023年)4月22日、道の駅「あわら」完成セレモニー 春を待つ木々と一緒に、雪解け水で嵩も増えた北潟湖には、慌ただしい鴨の動きに心が癒されています。どんなに寒かった冬でも、必ず来る「春」に新たな期待を寄せて、北陸の季節は流れているの…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その19

北海道開拓100年記念塔 ロシアのウクライナ侵攻から、やがて2年になります。コロナという感染症が全世界に広まって3年、本当に世界情勢は大きく動いている気がしています。この様な日々の積み重ねが、歴史を創っていっているわけですが、毎日の慌ただし…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その18

『慧灯大師」と蓮如さんに『諡号』を与えた明治天皇・・・「蓮如像」には・・・ 蓮如さんの事を「六字様」とお呼びになる場合があります。吉崎に伝わる「しゃしゃむしゃ踊り」の歌詞には、「六字様より締め酒もろぅた 行かにゃなるまい 御浄土へのぅ御浄土へ…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その17

蓮如の里のシンボル「蓮如像」(高村光雲作 昭和9年完成) あわら市吉崎に生まれ吉崎で育った自分は、蓮如さんを敬愛し、蓮如さんの足跡をたどる毎日を過ごしているのですが、若い時の『行い』が祟り『病』を経験しています。「お迎え」が近い事を感じなが…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その16

蓮如さんのご詠歌(残存するものは200首あまり) 文明7年(1475年)、8月。 本願寺第8世蓮如上人が吉崎に来られて4年経ちました。浄土真宗の布教の成果は言うまでもなく、北陸各地でお念仏の声は高まっていくと共に、政治への不満から強まる一向一揆、…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その14

地域情報誌『乗鯨神来』(残念ながら廃版) 蓮如さんの事を語るようになって、本当に沢山の人と出逢いました。もちろんいろいろな本にも出逢う事があり、今ではその全てが自分の財産となっています。 その中で、原稿を頼まれ書き記したことも多々ありました…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その13

「吉崎御坊跡」の蓮如像 真宗のお寺で法話を聞く機会が多々あります。宗祖「親鸞聖人」の話題を聞く事はありますが、中興の祖と呼ばれる『蓮如さん』のお話は、あまりされていないお坊さんも増えているのです。ですから、自分のように『蓮如の里吉崎』のお話…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その12

大正時代の「絵葉書」・・・『吉崎御坊』 福井県の最北端「あわら市吉崎」は石川県加賀市との県境にあります。お隣の「加賀市吉崎町」とは家続きで同じ「吉崎」の地名がありますが、今ではあまり行き来もない町どうしになってしまいました。越前の国と加賀の…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その11

蓮如上人の「魂」を見て育つ『蓮如桜』 【観光ガイド】 僧侶でもない凡人が、自分の知識を振り回しているわけでもないのに「観光案内」を頼まれて16年の月日が経ちました。体調を崩し、以前のように行動的でないので申し訳なく思っておりますが、地元の公…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その10

北陸の霊峰『白山』 【太子・食物連鎖(輪廻転生)・貧乏・支配者階級・奴隷・法華経と宮沢賢治・自由主義】「蓮如さん」を語っていると必ず他の宗派や他の教えの事を述べる方がいます。その都度、御文の「立山・白山」を揚げるのですが、吉崎の来られた蓮如…

お寺では聞けない蓮如さんのお話 その9

福井県あわら市の「北潟湖畔の夕べ」 政治と宗教経済重視の現代では、蓮如さんへの信頼度が薄らいでいると感じる時があります。それは政教分離のせいでもなく、ただ仏教への信頼度が無くなってしまい、蓮如さんの教えを学ぶ機会が無くなったことに理由がある…