令和4年を迎えて・・・
日本の政治は未だに混沌としている。
このグロ-バル化した現代において、「日本」というコミュニティが壊れようとしていることに、激しく不安を抱えている。
「多様化」という言葉の中に、大切な『国家観』が見えてこないし、
「差別」を口にする人の中に「平等」という心からの声は見えて来ず、
「自利」という言葉だけが漂っている。
いつからこの様な国になってしまったのだろうか。
この歴史ある素晴らしい国家が、「欧米化」と「多様化」という誤りに、
もう気づいても、いい時期ではないのか・・・
『リベラル』という言葉は、共産主義者の代名詞になり、
本来の『自由主義』に対抗する考え方が、
全て『共産主義』が理想だとする考え方に変わってしまっている。
おかしい、『ベルリンの壁の崩壊』で、
自由主義社会と社会主義社会の対立は終わっているはずなのに・・・
現在の中国人民共和国やロシアを代表するように、
マルクス主義が、この地球上から消えていくはずだったのに・・・
不安な気持ちで新年を迎えた。